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受験

小学校受験対策で幼児教室に行くべき?幼児教室と公文はどちらがいい?

幼児教室道具
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こんにちは!

小学校受験対策に幼児教室を検討される方は多いのではないでしょうか?

でも、幼児教室の月謝ってなかなかのお値段で、通わせるとなると躊躇してしまいますよね。

しかも、幼児教室でやっている内容は、いまいちピンとこないものも多く、本当に受験に役に立つのか疑問が残る人もいるのではないかと思います。

我が家はもともと公文に通わせていたので、幼児教室に行かせるべきか迷いに迷って、公文を退会し、幼児教室に通う道を選びました。

今では幼児教室に行かせて正解だったと確信していますし、幼児教室に通わせたから、合格することができたと思っています。

この記事では、私が幼児教室をおすすめする理由と公文との違いをご紹介したいと思います。

 

小学校受験対策で幼児教室に行くべき?

もし、幼児教室に通うべきかどうか迷われているなら、私は、小学校受験をするなら、是非、幼児教室へ行くことをおすすめします。

もちろん、幼児教室に通わず、おうち学習だけで合格されている人は沢山おられるので、幼児教室が絶対というわけではありません。

それでも、やはり幼児教室に通った方が、合格率は確実に上がると思います。

特に小学校受験に特化した幼児教室は、合格のための道筋のスペシャリストなので当然合格できるようになる可能性は高くなります。(保証するものではありませんが)

そして、効率的に合格のための準備ができるのではないかと思います。

ここから、私が幼児教室に通わせた方がよいと考える7つの理由について紹介します。

 

1.情報を得る事ができる

受験勉強はある意味「情報戦」といっても過言ではありません。

受験準備にあたり、幼児教室で入手できる情報の一例としては次のようなものがあります。

  • 志望校の出題傾向(過去問題)
  • 志望校の求める子供像(どんな子が合格しているか)
  • 学校別の面接での回答スタンス
  • 願書に記載する志望理由
  • 2次、3次試験のある学校の終了後試験情報

幼児教室に通わなくても入手できる情報かもしれませんが、情報量と分析力が圧倒的に違います。

また、地域に特化している幼児教室では、その地域の学校情報をしっかりと入手しています。

情報弱者になってしまうと、それだけで合格確率はぐんと下がったしまうと思います。

私も情報を集めていったり、教室の先生の話を伺っていくうちに、情報を得る事の大切さを身に染みて実感しました。

そして、幼児教室に私立学校の先生が訪ねてきているところもあり、学校とつながりのある幼児教室も多いです。

このため、個人の情報量とは圧倒的に差が出ます。

ただ、情報はタダで入手できる情報と、お金をかけて入手する情報には圧倒的質の差があることを忘れないようにした方がいいですね。

 

2.受験に関するノウハウがある

保護者の中で、自分が小学校受験を経験されている人は、それほど多くないと思います。

私も小学校受験は経験していません。

そんな私が、我が子の受験をとおして感じたところでは、「小学校受験は、中学校や高校の受験とはかなり毛色が違う」というものです。

「受験」という言葉を使うため、「勉強して、試験を受ける」ということを思い浮かべると思いますが、小学校受験はそれ以外の部分が非常に重要になってきます。

幼児教室に通うことで、そのあたりのノウハウを入手することができ、受験に向けてどのようなことを経験したり、学んでいけばよいのか知ることができます。

知識的な受験勉強をしておけばよいと思っていた私だったのですが、お教室の先生に、「キャンプや果物狩りを経験させてください」と言われたときは、なかなか衝撃的でした・・・。

おうち受験対策ではなかなか得られないノウハウを教えてもらえることは、非常に強みになると思います。

 

3.同じ目標に向かう仲間を得る

小学校受験は、結構孤独です・・・。

なぜなら、基本的に小学校受験をするという話を周りにできないからです。

よっぽど気の合う友達やママ友には話すことができるかもしれませんが、あまり推奨できません。

それは、嫉妬などの対象になったり、変な気を使わせるようになったりと、トラブルの元になってしまうからです。

また、小学校受験をすることを話した次の日に、仲間外れにされてしまったという話も聞きます。

しかし、受験準備をしていると、やはり不安になり、誰かに相談したくなるものです。

そんな時に、幼児教室に通っていると、同じ目標に向かう親御さんという仲間を得る事ができ、相談することもできます。

とは言え、同じ幼児教室に通うということは、ライバルでもあるため、完全にお友達とはならないかもしれません。

それでも、共通の話題で話ができる相手がいるということは、それだけで安心を得る事ができるものです。

 

4.学校に特化した対策が取れる

幼児教室では、それぞれの学校に特化した対策を取ってくれるところがあり、専用の対策をすることができます。

特に難関校の特訓クラスを設けていたり、地域の学校に特化したクラスを展開しているところもあります。

小学校受験の内容は、高校や大学と違い、試験項目が幅広いです。

よって、学校によって試験内容も変わってくるとともに、その学校の特徴が非常に色濃く表れます。

特に巧緻性や絵画、運動などは学校ごとのアイデアが満載です。

それらに対して、幼児教室では、独自に培ってきた傾向と対策を提供しています。

確実に合格したい学校がある場合、その学校に特化した対策を受けることができれば、当然合格する確率は上がってくるでしょう。

 

5.「しつけ」が身につく

「しつけ」については、我が家が見落としていた部分の一つです。

小学校受験では、勉強ができる子が受かるわけではありません。

しっかりとしつけが行き届き、社会のルールを守れることが求められます。

求められる躾の一例を紹介します。

  • 人の話を聴ける
  • きちんと挨拶ができる
  • 人が話す間じっと座っていられる
  • 大きな声で返事ができる

これらのしつけは普段から教えていたつもりではあったのですが、お教室に通うようになって、娘が圧倒的に変わったことの一つでした。

挨拶については、幼稚園でやっていた、「おーはーよーございーまーす」というものから、「おはようごうさいますっ!」というように、きびきびした挨拶に変わりました。

 

6.子供の自信がつく

どの幼児教室でもやっているか、定かではありませんが、我が家が通う幼児教室では、みんなの前で発表する時間があります。

我が子は、最初の頃、この発表がなかなかできず、「発表があるから教室に行きたくない」と言っていたほどでした。

しかし、反復して練習することで、今では自信に満ちた表情で立派に発表することができています。

また、面接の練習なども同様で、何度も繰り返すことで、要領をつかみ、それが「できる!」という自信につながっているのだと思います。

これは大人でも同様だと思うので、今からこの様な経験ができることは、それだけでも財産になると思っています。

 

7.親以外の言うことは聞くもの

子供が、親の言うことはなかなか聞かないけど、外に出て先生や他の大人が言うことは意外と素直に聞くという経験はないでしょうか?

我が家は、その傾向が極端に強く、先生の前ではまるで別人のようにお利口さんで、ちゃんとやってるか心配していたこちら親サイドとしては拍子抜けした経験が幾度となくあります。

受験勉強は、小学校前の子供にとって、かなり負担のかかることだと思います。

当然、家庭でやらせようとした場合、親子間で衝突することもしばしばです。

(子供の性格によっても変わってくると思いますが。)

我が家は、幼児教室に通わせたことで、その辺りの衝突をかなり減らすことができ、受験によるストレスを少しでも和らげることができたのではないかと思います。

 

幼児教室と公文はどちらがいい?

選ぶ

私の経験から言いますと、小学校受験をするのであれば、圧倒的に幼児教室の方がいいと思います。

我が家は3歳から公文に通わせていました。

小学校受験を決めてからも、しばらく公文に通わせていたのですが、小学校受験の内容を調べていくうちに、このまま公文に通わせても合格は厳しいのではないか、と思うに至りました。

そこで、思い切って幼児教室にシフトし、幼児教室が合わなさそうだったら、また公文に戻る判断をしようと夫婦で話し合いました。

結果として、そのまま幼児教室を続けました。

あのまま公文を続けていた場合、合格することはかなり厳しかったのではないかと思います。

ただ、公文が悪いというわけではなく、小学校受験でやる内容とあまり合致していないだけということです。

あとは、我が子にはひたすら同じような問題を解いていくという公文のスタイルが合わなかったということもあるので、子供の合う、合わないが大きく影響するのかなと思います。

 

 

小学校受験の求める内容と公文との違い

公文は、小学校でやる内容の先取りを目指します。(教室によって差異があるかもしれませんが)

1学年、2学年先に進むことを目標にするため、算数ではとことん計算をして、国語は次々に本の難易度が上がっていくというものでした。

一方で、小学校受験では、計算などの先取りは求められず、数をつかむ力やお話を聞いて情景を記憶していく力など、勉学につながる基礎的な力に重きを置いているものが多いという感覚です。

とにかく勉強が好きな子供なら公文を続けつつ、受験対策も同時並行で実施していけば、うまく両方の力がつくと思います。

我が子はそこまでの能力はなかった(金銭的な理由でも無理・・・)ので、公文を続けていると、宿題だけで手いっぱいとなってしまい、小学校受験の対策どころではなくなっていました。

幼児教室に求められること
  • 考え方を重視
  • 数を捉える力
  • 記憶力
  • 違いを発見
  • etc…
公文に求められること
  • 四則演算(計算力)
  • 文章題(国語)
  • 読解力
  • きれいに文字を書く

付け加えて言うならば、小学校受験では、「基本的に幼稚園で習うことまでの範囲」というスタンスのところが多いため、数字を書かせることなく、数を表すときは数分の「○」を書かせるなどの出題方法となっています。

ただ、「考え方」を重視するとは言え、難関校などは、よっぽど地頭力が高い子でなければ解けないのではないかと思われるような問題が出題され、例えば滑車を使った問題では、大人でも難解なものがあったりします。

なかなかどちらがいいという明確なものはないと思いますが、私の感覚としては、小学校受験を目指すならば、幼児教室をおススメするといった感じです。

 

まとめ

合格通知

小学校受験対策で幼児教室に行った方がよいかどうかについて、行くことをおすすめする7つの理由を紹介するとともに、幼児教室と公文との違いと、どちらの方が小学校受験に向いているかについて紹介しました。

記事では幼児教室に是非行くべきと述べましたが、幼児教室もいろいろなところがあります。

よって、もしかしたら幼児教室に通った方が失敗だったと思う人もいるかもしれません。

そう言ったことにならないために、幼児教室の体験教室に行って、お教室の雰囲気を掴み、子供との相性を確認するとよいと思います。

小学校受験に限った話ではありませんが、受験に絶対はありません。

合格する確率を少しでも高めるために、何が最善の道なのかを考え、一番効率よく合格確率を上げる方法を模索することが大切だと思います。

この記事が幼児教室へ通わせるかどうか悩んでいる方に、少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。